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内部監査人養成教育(企業内研修)※個人通学講座は実施しておりません。予めご了承ください。

内部監査のプロを本気で育成する。


会社側が内部監査人の育成プラン、キャリアを本気で考える時代が
到来しています。
資格を取得し知識を蓄えることも大事ですが、資格で得た知識だけでは
まだまだスキルが不足しています。
書籍や資格で学んだことを一体どのように現場で使いこなせばよいか、
またどのような心構えや知識をもとに実務での経験を積み重ねてゆけば、
一人前の内部監査人としてキャリアが確立できるのか。

内部監査のプロを育てるには、ある程度の時間がかかると思います。
「内部監査人のキャリア」という観点から、現場の声に正面から向き合い、
講座をご紹介いたします。


最新講座情報

受講対象者:
内部監査人、及び内部監査の業務をさらにブラッシュアップしたい方
内部監査人に必要な新しい知識とスキルを習得したい方

内部監査人はどう掘り下げ、被監査人を導くか?
-これからの監査人、被監査人に求められる理解と姿勢

これからの自社における内部監査人に求められる役割を踏まえ、あらためて基本に立ち返り、監査人としてどのように監査を掘り下げ、被監査人を導くか、様々な角度から受講生に問題提起し、対話を通じて望ましい監査の在り方や、具体的な質問のスキルなどを交えながら学習します。 
プログラム見本(1日)(講義・演習)
1 ケースで学ぶ、監査を理解するための基本概念
 ケース①部長「責任は私がとる。」この発言の意味は?
  ⇒ アカウンタビリティの本質について考える。
 ケース②企業経営における最優先目的は何ですか?
  ⇒  プリンシプル(原理原則)の共有の現実と難しさ
 ケース③不祥事を公表しますか、隠蔽しますか?
  ⇒ 隠蔽派が大多数となるような例題
 ケース④貴方はルールを絶対に守りますか?
  ⇒ 事例から学ぶ 
 ケース⑤先生に友達を売った息子を褒めますか?
  ⇒ 道徳心の限界とプリンシプルの必要性
「3つの支配」という観点で部署と管理者の現状を見抜く
 ・ルール・マニュアルによる支配
 ・力による支配
 ・原理原則による支配
ディスカッションテーマ 「こんな発言にどう対応しますか?」
 ・ルール違反だけ見てくれればよい
 ・専門家でないのに余計な口を挟まないで欲しい
 ・どうすれば良いか、具体的な提案が欲しい
 ・ルールのどこに書いてある?  
2 我が社に合ったヒアリング、相手に合ったヒアリング 
 ・誰に聞くか、いつ聞くか?
 ・事前準備段階の留意点
 ・質問リストの是非
 ・オープンクエスチョンその他の留意点
 ・5W1H に追加するもの
 ・相手によって質問技術を使い分ける
 ・参考:不正に係るヒアリングの留意点
 ・質問パターン集等のツールの有用性
 ・ヒアリング後の留意点
3 自社の監査について考える(社内討議)
 ※ ディスカッションテーマ 
 ・何故「真因」にたどり着けないのか?
 ・根本原因まで探っているか?
 ・我々はコンサルなのか?我々の役割は何か?
 ・専門性があれば監査はできるのか?
 ・相手のアカウンタビリティ能力を見抜けているか?
 ・ルールベースの発想にとどまっていないか?
 ・部署によるバラツキへの対応はできているか?
 ・「対機説法」のノウハウはどこまで共有できているか?
 ・改善提案は我々の発案、言葉であるべきか?
4 まとめ


リスクに重点を置いた内部監査のポイント
プログラム見本(1日)(講義・演習)
① 監査計画・準備
 (1)リスクアプローチ監査の切り口
   ・リスク管理の目的の捉え方
   ・リスク管理のあるべき姿と現実
   ・リスクの発見方法
     4つの基本手法
     環境変化の下での新しいアプローチ
   ・経営上の問題点の発見(ビジネスモデルの分析力)
   ・決算書に表れない問題点に関する分析力
   ・経営者・管理者のリスク管理能力に関する分析力
   ・経営者・管理者の不正動機に関する分析力

② 監査の実施
(1)リスクアプローチに立った監査手続のポイント
   1. 「サイクル概念」の重要性
     ・リスク管理の方針の書き方
     ・担当者の意思・能力・時間
     ・権限と責任の不一致による損失は防げる
     ・決定的に重要な手続の特定
     ・管理指導の問題点の捉え方
     ・アカウンタビリティの実践に対する第三者評価
   2. 「調査事実」の重要性と調書のポイント
   3. 「正当な注意」の意識について
(2)組織的不正に対する考え方
(3)監査手続の実施上の悩み

③ 監査報告&フォロー
  ・監査報告前の事前確認の重要性
  ・監査報告の「具体的記述」の重要性
  ・BackgroundとImpact  

④ ヒアリングのコツ
  ・事前準備について
  ・聞き方のよくある失敗とコツ
  ・監査ノウハウの可視化と共有について  

⑤ まとめ


初級クラス

受講対象者:
初めて内部監査室に異動になった方、内部監査についての知識を初めて学ぶ方
経理部、コンプライアンス部、法務部、経営企画部等で内部監査の業務に関心のある方

「初めて学ぶ内部監査入門」 なぜ今、内部監査という仕事が重要なのか?
初めて内部監査を学ぶ方を対象に、内部監査がなぜ今、重要視されているのか、
そもそも内部監査の仕事とは何のためにあるのか、内部監査人の仕事の役割を正しく
理解していただきます。
その上で、実際に部門に配属された方が、業務をする上で特に意識しなければならないこと、
内部監査人としての心構えや、仕事の仕方などを学びます。
また、監査をしていくなかで、戸惑いやすい点、最初につまずく事例や失敗しやすい事例を
ご紹介しながら、自分なりにどのような問題意識をもちながら仕事をすることが大事か、
教科書にはない、とても大事なポイントをご紹介します。
プログラム見本(1日)
1 そもそも、内部監査とは何か?
 ・内部監査人のステータスが変わった
 ・内部監査という仕事の本質を理解する
2 内部監査部に配属されて、はじめに必ず失敗し、思い知ること
  ・調査事実の重みを考える
3 内部監査人は仕事の段取りと時間配分が命!
  ・内部監査人も仕事の段取りがとても重要
4 監査報告とは?
  ・報告書の書き方につまづく人
5 内部監査-不正をしている人の対応パターン
6 内部監査人としての今後のキャリアビジョン
  ・実務を通してどのようなキャリアを積み重ねるべきか?
7 まとめ


「内部監査の仕事の進め方」 これが、内部監査の仕事の全貌だ!
J-SOX法、そもそも内部監査の本質について自分の頭で理解し、考えることが
対応の前に必要です。自分で経験してみなければ分からないことや、監査のコツ、
留意点など書籍では学べないことがたくさんあります。
実務の立場から、内部監査のプロが、内部監査の切り口、手順、監査手続、監査報告、
フォローアップについてわかりやすく解説します。
プログラム見本(1日)
① 監査計画・準備
 (1)監査の切り口 -監査の切り口について考えたことがありますか?
   ・リスクの認識
   ・内部規程の整備状況
   ・規定の遵守状況・アップデート
   ・経営上の問題点の発見(ビジネスモデルの分析力)
   ・決算書に表れない問題点に関する分析力
   ・経営者・管理者のリスク管理能力に関する分析力
   ・経営者・管理者の不正動機に関する分析力
    監査の切り口の例

② 監査の実施
(1)監査手続 -手続の意味を自分の頭で考えることの大切さ
   1. 「サイクル概念」の重要性
     ・リスク管理の方針の明確性
     ・担当者の能力
     ・権限付与と責任負荷の状況
     ・リスク管理手続そのものの検討
     ・管理指導の状況
     ・自己評価及び報告の状況
   2. 「調査事実」の重要性
   3. 「段取り」の重要性(時間配分・作業手順)
(2)不正発見 -自分だったらどう不正するか考えたことありますか?
(3)粉飾発見
   監査手続の例

③ 監査報告&フォロー -よい監査報告、悪い監査報告
  ・監査報告前の事前確認の重要性
  ・監査報告の「具体的記述」の重要性
  ・リスクの重要性の考慮
  ・監査報告書における表現
   監査報告の例
  ・フォローの大切さ  

④ まとめ


内部監査人が最低限知っておきたい会社の数字の捉え方
内部監査を行う上で、財務諸表の理解は最低限必要です。
ただし、広範囲な会計の学習は不要ですから、内部監査の業務を行う上で、ここだけは
押さえておきたい、会計の基本的な仕組みの基礎を身につけます。
経営者が適時に適切な判断を下すために、管理会計は今後ますます重要になります。
管理会計の意義、具体的にどのような手法があり、内部監査人としていかに意味のある数値を
算出していくかについても具体的に学習していただきます。
投資家を意識した、企業価値評価の観点から財務のとらえ方を学習し、最新の会計基準の動向
をコンパクトにその本質を解説します。
プログラム見本(1日)
1 内部統制と内部監査
  ・内部統制報告制度における内部監査の意義とは   

2 財務会計
  ・財務会計のサイクル
  ・財務会計における主なルール
  ・4つの財務諸表の見方のポイント-財務分析の基礎
  ・これだけは知っておきたい 新しい会計基準の背景とその内容

3 管理会計
  ・管理会計概論
  ・原価管理、利益管理、予算管理

4 まとめ 質疑応答

中級クラス

受講対象:
内部監査人、及び内部監査の業務をさらにブラッシュアップしたい方
内部監査人に必要な新しい知識とスキルを習得したいベテランの方


「ヒアリングスキルと粉飾の手口」
-あなたは本当に人の話を聞いて、 メモを正しくとれますか?

実際の内部監査の現場で大事なポイントは、
「いかに正しく相手の話を聴くか、上手に本音を引き出すか」であり、ヒアリングスキルが
非常に重要です。
本研修では、基本中の基本であるメモの取り方、聴き方、また粉飾の手口を学び、実際に
ロールプレイを通じ担当者、経営者等へのヒアリングのコツを実践的に体得していただきます。
目から鱗です。
プログラム見本(1日)
1 ヒアリングスキルの基本
  ・誰に何を聞くべきか?
  ・聞く前にしておくべきことは何か?
  ・聞き方のコツ
  ・メモの取り方・まとめ方
  【演習】 「あなたは本当に人の話を聞いて、メモを正しくとれますか?」

2 入手すべき資料と分析
  ・監査証拠とは?
  ・資料入手のコツ -依頼の仕方も大事
  ・資料分析のコツ
  【演習】 「正しい資料の入手と入手資料の分析のコツを体感する 」

3 粉飾の手口はこれだ!
  【演習】 「粉飾&不正発見の為の総合演習」

4 まとめ 質疑応答


「初めて学ぶ会計監査の進め方」会計監査を本当に知っていますか?
あえて本音を言わせていただくと、
会計監査を理解していなければ、J-SOX法について本当に理解したことにはなりません。
ここでは、実際に監査法人がどのように会計監査を行っているか、会社のなかでもあまり知られ
てないその進め方についてお話しします。その流れを学んでいただくことで、内部監査の理解
をさらに深めることができます。
プログラム見本(1日)
1 なぜ内部監査人が財務諸表監査を知っておく必要があるのか?

2 『保証業務』 のあれこれを、正しく説明できますか?

3 ルーツをたどる。 -財務諸表監査の基準のポイント

4 これから内部監査を行う皆さんに、しっかりと会計監査を知ってもらい、
  これから皆さんの仕事にどう活用するか考えてください。

Ⅰ 監査計画の難しさや怖さはどこにあるのか?財務諸表監査と常に対比しながら考える
Ⅱ 監査を実施する
Ⅲ 監査報告

5 実際にあった監査指摘事項から内部監査人が学ぶこと

6 まとめ


「内部統制報告制度における内部監査」—「適正」というおつもりですか?…
金融商品取引法における内部統制報告制度を初めて学ぶ方を対象に、制度の背景、目的、
プロジェクトの全体像を解説します。
内部統制報告制度において、内部監査はどのような役割が求められているのか、実際にどの
ような業務を行うことが求められているのかについて解説します。
プログラム見本(1日)
1 内部統制報告制度とは
  ・内部統制報告制度における内部監査の位置づけとは

2 「全社統制」について本気で考える
   ・見逃してはいけない整備状況の評価ポイント
   ・運用状況の評価の手法と押さえておきたいポイント

3 最重要課題! 決算・財務報告プロセスを見ていこう
   ・全社的な観点から、評価するべきポイントはここだ!
   ・重要性の大きなプロセスとして評価すべきポイントはここだ!

4 具体的な帳票事例を見ながら、実践的に業務プロセス(販売、購買、棚卸)を見ていこう
  -主な業務プロセスの整備・運用状況の評価のポイントを理解する

5 まとめ



受講者の声
内容が実践的、多くの新たな発見が出来た。講師の説明がわかりやすく、今後監査に置いて必要な考え方など大変業務に活かせる。
攻めのリスク管理の重要性が目から鱗が落ちた。
「リスクを数値化しようと努力することは必要な一方で、究極的にはリスクは数値化できない」この解説は刺さった。
リスク管理は、正しく真因を探り当て、それを改善しない限り効果が現れないことの本当の意味がわかった。
リスク管理のサイクル評価の重要性が理解できた。
講師の熱い語り口から真剣さを感じた。
教科書や一般論では語られない本質に踏み込んだ講義・解説は、私のモヤモヤが吹き飛んだ。
監査において低リスクの項目を勇気をもって排除し、重点的に監査すべきリスク項目に着目することの重要性が理解できた。
監査で発見したコントロールの脆弱性を監査結果として被監査部門に伝達する際の方法が非常に役立った。
その他
■「内部監査人が知っておきたい、ヒューマンエラーと不正防止」 
 -なぜ人はミスをするのか?人の心のメカニズム
■ 監査人が言いにくいことを相手に伝える技術
■「内部監査人アサーティブコミュニケーション」
■内部監査人が知っておきたい、お客様の心理の裏側とは
■内部監査人が知っておきたい、アドラー心理学から学ぶ
 内部監査人育成に必要なコミュニケーション研修
■内部監査人が知っておきたい、
 解決志向のコミュニケーション研修

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